【ミステリと言う勿れ(1)】ドラマ化企画が動いたのは「菅田将暉」がととのったから

[ 2022年2月6日 08:30 ]

フジテレビ月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第1話に出演する(左から)菅田将暉、筒井道隆、遠藤憲一
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 俳優菅田将暉(28)主演のフジテレビ月9ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜前9・00)は、累計発行部数1300万部を突破した田村由美氏の同名漫画が原作の話題作。膨大な知識量と思慮深さを持つアフロヘアの主人公・久能整(くのう・ととのう)が、持論や気がついたことをひたすらしゃべり続けるうちに、謎を解決してしまう推理ドラマだ。

 プロデューサーの草ケ谷大輔氏は企画の背景について「一昨年の緊急事態宣言で自宅にいる時間が増えた時、原作と出合ってぜひドラマ化したいと思った」と説明。すぐに出版社に連絡をしたが、既に各局からオファーが殺到していたという。「コンペで勝つためにはキャスティングもする必要があると思った」と当時を回想。そこで菅田に打診したところ、2つ返事で快諾を得た。「菅田将暉さん以外でこのドラマはできないと思った。もしも断られたら、企画自体もなくなるだろうと覚悟していました」。結果、原作者からの賛同もあり企画が動きだした。

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2022年2月6日のニュース