高畑淳子 早稲田、慶応、お茶の水…有名大学に合格も短大進学を選んだワケ「頭の隅に残ってたんですね」

[ 2022年2月6日 12:18 ]

高畑淳子
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 女優の高畑淳子(67)が5日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。高校時代を振り返った。

 香川県出身の高畑は「中学、高校はいたって真面目な優等生でした」と振り返った。「勉強はできたんです。高校は割と進学校に入りました。“東大進学率一番”っていう。そこ行っとけばお嫁はどこでも行けるっていうね。そういうような時代でしたね。東大は目指してませんでした。親が先生になったら年金がええから先生になれやっていうことで」と明かした。

 クラブは水泳部。「水泳は香川県では良かったんですけど、全国行ったらビリで」としながらも「ある程度は」文武両道だったとした。学校では“高嶺の花”だったのかとの問いには「そんなことないですね。『カタバタケウマコ』って言われてました」と回答。「私、本名タカバタケって言うんですよ。水泳してたんで肩幅が凄い張ってたんで。顔もご存知のように長かったんで」としたが、当時の写真を見た出演者からは「凄い美人さん、大人ですね」「これは男子にもててのイジリですよ」との声が。「でも老けてましたね。一人だけおばちゃんみたいだったです」と話した。

 当時は「お芝居はいっこも見たことなかったです。映画は好きです。母が好きで、学校が受験校だったので、夏の暑い時とか涼しいところで受験勉強するんですけど、そこの端の方にQ&Aコーナーがあって、『お芝居をしたいんですけど、どこの大学に行ったらいいですか』っていうクエスチョンがあったんです。そんなこと考えてる人がいるんだ、とちょっと頭の隅に残ってたんですね」と回顧した。

 大学受験は「学校から言われるところを全部1000本ノックみたいに。早稲田、慶応、東女、津田塾、お茶の水ですね」とし、「全部受かったですよ」と告白。「ウマコただの丸暗記ですから、オールナイトニッポンを聞きながら過去問をやるだけの」と謙遜した。

 そうして行った大学は「桐朋学園短期大学部演劇科」で「お父さんも反対してましたね。『頭を冷やせ』と。ですけどお母さんが『私は戦争中好きなこともでけんかった。子のやりたいっていうことがあるならやらしてやろや』ってお母さんの鶴の一声で行かしてもらったんです」。地元では大学名を知らない人が多く、「桐朋って言ったって、『松竹、東宝ですか』みたいに聞くんですね。小澤征爾さんが桐朋学園の方にいらしたんです。短期大学部とは別学校なんですけど、『小澤征爾の桐朋なんです。小澤征爾の桐朋なんです』ってずっとこうやって手振ってました」と指揮棒を振るまねをして笑わせた。

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2022年2月6日のニュース