田崎史郎氏 自民・甘利幹事長の選挙区敗戦の背景「幹事長になって再び注目」「総裁選のしこりも」

[ 2021年11月1日 13:33 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が1日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。衆院選神奈川13区で、自民党の現職幹事長甘利明氏(72)が立憲民主党の新人太栄志氏(44)に敗北したことに言及した。

 甘利氏は比例代表で復活当選したものの、幹事長辞任の意向を固めた。「政治とカネ」を巡る甘利氏の姿勢に有権者の厳しい目が注がれ、逆風になったとみられる。

 MCの恵俊彰(56)に「正直なんでこんなに甘利さんは厳しかったんですか?やっぱりお金?」と聞かれた田崎氏は「スキャンダルの後の2017年に選挙があって、そこで勝ってるわけですよね。しかし幹事長になったことで再び注目を集めてしまったということ」と言い、さらに「総裁選の時に神奈川(の選挙区)ですから多くの方が河野さんを応援したんですけれど、甘利さんは岸田さんを応援したわけですね。そこで孤立感があったんです、自民党の中で。甘利さん系の県会議員の方が河野さんの応援に走ったりしていたんですよ。そういう意味で総裁選のしこりもあった。そもそも2009年の衆院選の時に甘利さんは小選挙区で落選して、比例で復活しているんですよ。もともと選挙に強いというほどじゃないんですよ」と自身の見解を述べた。

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2021年11月1日のニュース