V6 ラストコンサートで41曲熱唱 6人で歩み続けた26年の思い込め「ありがとうございました」

[ 2021年11月1日 22:00 ]

<V6ラストコンサートツアー>6人で手をつないでバンザイするV6(撮影・沢田 明徳)
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 V6が1日、千葉・幕張メッセ幕張イベントホールでライブを行い、1995年の結成以来、誰ひとり欠けることなく6人で継続してきたグループの26年の活動を終えた。

 1995年11月1日のCDデビュー以来、26年目の節目の日。ジャニーズ事務所では異例となる解散当日のライブで、代表曲「愛なんだ」など全41曲を熱唱。2時間37分のラストステージはは生配信されており全国のファンも、その姿を目に焼き付けた。

 アンコール前にはステージに立つメンバーにサプライズでファンから集めた「ありがとう」という肉声と感謝のメッセージが届けられ、ここまで笑顔だった6人も、長野博(49)は「皆さんの拍手とありがとうの言葉にずっと支えられてきました。皆さんの笑顔が大好きです」と目を潤ませ、リーダーの坂本昌行(50)は「僕は新たに目標が見つかりました。この景色をまた見るために頑張っていきたい」と決意を語った。

 井ノ原快彦(45)は「26年間V6を愛してくれて、付いてきてくれて、いつでも笑顔を見せてくれてありがとうございました」とあいさつ。6人は笑顔で舞台を去った。最後にメンバー全員で「ありがとうございました」とファンに感謝を伝えると、会場からは温かい拍手が送られた。6人の姿が見えなくなった後、ステージ後方のスクリーンには「いつかどこかで。また逢(あ)う日まで」とメッセージが映し出された。

 衝撃的な解散発表が行なわれたのは、3月11日だった。19年春頃からデビュー25周年に向けて話し合う機会が増え、森田剛(42)の「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という退所意向を5人が尊重。「6人がV6のメンバーであることを誇りに思い、一人の人間として、これからの人生に対して前向きに決断した結果」「何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出しました」「この6人でなければV6ではない」と解散を決断した。

 今後、森田はジャニーズ事務所を退所。坂本、長野、井ノ原、三宅健(42)岡田准一(40)は引き続き所属し、個人で活動。グループ内ユニット「20th Century」(坂本・長野・井ノ原)は新たな気持ちで活動を続けることになる。

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