カンニング竹山 京王線刺傷事件で「何がきっかけになったかきちっと報じないといけない」

[ 2021年11月1日 22:37 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(50)が1日、ABEMA「ABEMAPrime」(月~金曜後9・00)に生出演。31日に起きた京王線車内での刺傷事件について、容疑者の男が米人気コミック「バットマン」の悪役のジョーカーに憧れ、仮装して事件を起こしたという趣旨の供述をしていることについて言及した。

 竹山は「コンテンツの影響があるから模倣(犯)が出るというのは…。やらない人がほとんどなのに、人間としての心の闇が問題だと思う。じゃあコンテンツにふたしますかという話になってしまう」と、事件当事者の問題であるとした。

 さらに、事件の詳細や背景がより詳しく伝えられていくことに関して「今回の容疑者がどういう環境で育ち、どういうことを考え何がきっかけになったというところは、そこはきちっと報じて、ちゃんと知らなきゃいけない。ワイドショーとかで一時期だけワーッとやって、そうじゃない伝え方もできないのかな」とし、「容疑者が捕まって、(コンテンツを)模倣したかった、人間関係がうまくいかなかったとか、きのうのきょうで出るじゃないですか。なんで事件を起こしたのかメディアもすぐ欲しいわけですよ。でも裁判になってみると全然理由が違ったりとか、こういう事件こそはじめは冷静にやって、のちに裁判で本当の理由は何だったのか出さないと、きのうのきょうで出たことがインプットされて危険だな」と、報道の在り方について意見を述べた。

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2021年11月1日のニュース