橋下徹氏 議席減の立憲民主、共産党に「早く執行部が辞任して新しいリーダーを見せてほしい」

[ 2021年11月1日 11:12 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。衆院選の全465議席の当選者が確定し、自民、公明の与党は計291で国会運営を主導できる絶対安定多数(261)を上回ったことに言及した。

 自民党は公示前から17減らしたものの、261で単独過半数(233)となり、安定多数(244)も得た。立憲民主党は公示前110から14減の96。日本維新の会は公示前の11から41まで大きく伸ばし、衆院第3党に躍進した。公明党は3増の32、共産党は2減で10。国民民主党は3増の11だった。

 橋下氏は「これは自民党、公明党の勝利で、立憲民主党、共産党の敗北。これは厳然たる事実だと思います」と指摘し、「これはもう僕は野党がどう責任を取るのか。昨日、選挙特番で枝野さんとちょっと話をさせてもらいましたけども、枝野さんは代表を辞任するつもりはないと言われますけれども、野党が政権選択選挙で負けたのに代表、執行部が責任を取らないということになれば、これもう野党として体をなさないと思う」と自身の見解を述べた。

 そして、「普段は与党に対して責任、責任って言っているんですから、野党が唯一、責任を取れる場面というのは選挙で負けた時に執行部が身を引くこと。僕らそれをやって早くメンバーを次世代の方のリーダーに移して、維新が成功しているのはそういうことなんです。僕もそうですけどパッと身を引いてどんどん世代交代することによってエネルギーを出していくっていうのが野党の勝っていくための一つの大きな柱だと思うから、立憲民主と共産、早く執行部が辞任して新しいリーダーを見せてもらいたいです」と自身の思いを述べた。

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2021年11月1日のニュース