吉村知事「議員定数削減と報酬カット」に意欲! 「大阪でもまずこれをやって、赤字体質を黒字体質に」

[ 2021年11月1日 18:33 ]

 日本維新の会の副代表で、大阪府の吉村洋文知事が1日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に出演。党が政策に掲げている「議員定数削減と報酬カット」への意気込みを語った。

 吉村知事は「我々、大阪でもまずこれをやってから赤字体質を黒字体質に変えて、財源を生み出して、いろんな無償化であったり、いろんな成長戦略もやってきました」と、大阪での前例を挙げて効果をアピール。「政治家がぬるま湯につかってたら改革なんてできません」と熱く語った。

 さらに今回の衆議院総選挙で41議席を獲得し、衆議院に法案を提出できる21人をクリアできたことから、「僕らも21人以上になりましたから、議員定数、そして報酬の3割削減を提案します。つぶさずに、審議していただきたい。これは与党にもお願いしたい」と強い口調で訴えた。

 これに対し、立憲民主党の泉健太氏(47)は前向きな意志を示しつつ、「自民党の壁って凄い厚いですから、ぜひ頑張りましょう」と共闘を約束する。すると、今回の衆議院総選挙で落選した自民党の中山泰秀氏(51)は「何でもええことはどんどんやってください」と苦笑い。両者の反応を受けて吉村知事は「テレビになるとそれぞれ何かいいこと言うんですけど、国対政治になるとやらないんですよ。これ、本当にやめてもらいたいなと思います。井戸端会議みたいになっちゃいますから。責任ある政治家が出てるんだからやらなきゃ」と訴えた。

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2021年11月1日のニュース