片寄涼太「ラジハ2」第6話で“初物づくし”の月9デビュー「役者として一歩成長できるポイントに」

[ 2021年10月29日 13:07 ]

月9に出演する片寄涼太(C)フジテレビ
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 人気グループ「GENERATIONS」の片寄涼太(27)が11月8日に放送されるフジテレビ連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜後9・00)第6話にゲスト出演し、同局の看板枠“月9”デビューを果たす。敏腕弁護士を演じることに「大変光栄」と喜ぶ片寄はゴールデンタイムのドラマにも初出演、さらに弁護士役に初挑戦と“初物づくし”の月9初出演となった。

 2019年4月クールの同枠以来、2年半ぶりに新シーズンとなる人気医療ドラマ。現在、「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名漫画(原作・横幕智裕、漫画・モリタイシ)を原作に、主人公の天才放射線技師・五十嵐唯識(窪田正孝)らが患者の“視えない病”を見つけ出し、命を救う姿を描く。本田翼(29)広瀬アリス(26)ら前作のメンバーも続投する。

 片寄が演じるのは、敏腕弁護士・武藤健(むとう・けん)役。甘春総合病院に現れた武藤は、整形外科医の辻村(鈴木伸之)が、ある高齢女性の重大な病気を見逃したと主張し、医療過誤で訴える。入念な準備を怠らない武藤は、患者側の約8割が負けてしまうと言われる医療裁判において、連勝し続けるほどの強敵。エリートである医師たちは地位や名誉を守るために過ちを認めず、保身のためなら隠ぺいにも手を染めるものだとして、唯織(窪田)ら“ラジハ”メンバーにも情報提供を求める。「みなさんが医師に逆らえない立場だという事は十分、分かっています。しかし、それでいいのでしょうか」と一方的に言い放つ武藤に、“ラジハ”メンバーは反発するが…。

 片寄は武藤という役を演じるにあたって意識したことについて「まず思ったのは、正義感が非常に強い男だなと。プロデューサーさんと監督さんからのオーダーは、すでにある“ラジエーションハウス”というものを、“異物”としてかき乱しに入っていくポジションということでしたので、珍しい役だなと思いました。第6話の質自体もすごく特殊な形になっていると思いますし、自分自身もそういった意識で現場がガラッと変わるような立ち振る舞いを意識しました」とコメント。

 初の弁護士役は「シンプルに難しいんだな、と感じました。自分の中でせりふ含めてイメージはできていたんですが、思い通りにいかなかったという印象です。まったく準備が足りていないんだなと思い知りました。そういった点で、弁護士役を経験させていただいたことは、役者として自分が一歩成長できるポイントになったと感じています」と語った。

 キャリア初の月9出演に「自分の中ではずっと、ドラマ=月9というイメージです。花形の枠であり、フジテレビさんの歴史の中で欠かせない、由緒あるドラマ枠に出させていただいて大変光栄ですし、親に報告したらとても喜んでくれました。枠のイメージとしては、月9=木村拓哉さんという感じが強いです。“木村拓哉さんの枠”と言っても過言ではないかと思います」とニッコリ。

 「初めての月9でたくさんのことを学び、そして皆さんに多くの刺激をいただきながら撮影に臨ませていただきました。弁護士・武藤という男を一生懸命生きましたので、ぜひ見ていただけたらと思います!」と視聴者に呼び掛けた。

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2021年10月29日のニュース