染谷将太 「失敗したらどうしよう」食事ものどを通らなかった子役時代 親からは「お仕事だから」の言葉

[ 2021年10月29日 15:36 ]

染谷将太
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 俳優の染谷将太(29)が29日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・30)にゲスト出演。子役時代の思い出を語った。

 「徹子の部屋」初登場となる染谷は29歳ながら、俳優暦は20年を超え、多くの映画やドラマで活躍。昨年はNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の織田信長役で話題となった。子役としてスタートしたのかと聞かれると、「そうです。7歳からやってます」と明かした。

 きっかけについては「友人が先に子役を始めまして」。続けて「元々父の影響で映画を見たり、ドラマを見たりするのが好きだったんですけど、友達が出ることで、初めてこうやって作られてるんだって認識して。そこから友達が誘ってくれたんですね。それで自分もやってみたいと言って始めました」と振り返った。

 オーディションも数多く受けたとし、「独特な雰囲気でした。7、8歳の子どもたちが集められて、みんな同じことをやって。それを大人たちが真剣な目で見ていて。それで1人の人間が決まるって言うのは、子どもながらに凄い世界だと思いましたね」と様子を語った。俳優の仕事にはすぐ入り込めたのかと聞かれると、「そうですね。現場が凄く大好きでした。でも凄い緊張しすぎて現場ではお弁当も食べれない、食事がのどを通らないっていうのが、中学生くらいまでずっとそんな感じでした」と子供らしい無邪気さはなかったとし、「失敗したらどうしようという恐怖心とかプレッシャーを感じてました」と告白した。

 子役をやることに両親の反対はなかったのかと聞かれると、「やりたいならやってみればと後押ししてくれましたね。どうせすぐやめるだろうと思ってたらしいんですけど、実際なかなかやめたいとも言わなかったですし、親もあってずっと続けることができたので」と染谷。それでも「まさか自分も両親もそれが職業になるとは思ってなかったですね」と語った。

 それでも子役となって初めて現場に行く際には、前夜に両親から、厳しい言葉をかけられた。「これは遊びではなくて、お仕事だから、絶対に迷惑をかけるな。一見撮影って不思議なことをやっているから、子どもからしたら遊んでいるように見えるが、みんな真面目にお仕事としてやってるから、あなたも遊びに行くのではなく、お仕事に行くという気持ちでやりなさい」と言われたとした。

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2021年10月29日のニュース