ひろゆき氏「ゲーム業界では既に枯れている」 Facebookの「メタバース」事業進出に持論

[ 2021年10月29日 22:18 ]

西村博之氏
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 西村博之(ひろゆき)氏(44)が29日放送のABEMA「ABEMAPrime」(月~金曜後9・00)にリモート出演し、大手SNS「Facebook」が社名を変更し、新たな事業を展開することについて持論を語った。

 「Facebook」が社名を「メタ」に変更。この「メタ」という言葉は、これからの時代は現実に近いレベルでネット内を自由に活動できる仮想空間のことを意味する「メタバース」から取ったものだという。

 「次のインターネット空間」という声もある「メタバース」。FacebookのザッカーバーグCEOはプレゼンの動画で「これからはメタバース・ファーストでいく」と語り、Facebookの延長線上にあるものではなく「メタバース」の世界が事業の中核になっていくとした。

 これにひろゆき氏は「『ファイナルファンタジーXIV』という日本初のサービスがオンラインユーザー全世界で70万人いて、ずっと月額課金していて、ずっとコンテンツを作り続けて、今やずっと会話したりとか中で麻雀もできたりする。ITのゲームを知らない人たちが『メタバース』とか騒いでるんですけど、ゲーム業界では既に枯れている」と語った。

 この発言を受けて脳科学者の茂木健一郎氏(59)は「ひろゆき、さすがだなと思う」とポツリ。「俺も『メタバース』は絶対失敗すると思ってて。例えば、仮想空間で新しい広告の媒体ができても広告単価は上がらないと思う。ザッカーバーグどうしちゃったのかなと心配になった」と話した。

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2021年10月29日のニュース