土屋太鳳 期日前投票済ませ思い「『自分は全然知らないんだな』と思い知りました」

[ 2021年10月29日 08:32 ]

女優の土屋太鳳
Photo By スポニチ

 女優の土屋太鳳(26)が29日、自身のインスタグラムを更新。衆議院選挙の期日投票を済ませたことを報告し、選挙への思いをつづった。

 「いよいよ31日の日曜日は#第49回衆議院議員総選挙 ですね 私は少し前に #期日前投票をしました」と投票を済ませたことを明かした。

 「毎回選挙を経験するたびに思い出すし ここにも毎回書いてしまうけれど 選挙をすると、私が出演した映画『#鈴木先生』のことを思い出します」と2013年に公開された「映画 鈴木先生」について触れた。「生徒会選挙がテーマとなった物語で どうして投票を棄権する生徒がいるのかとか、全員参加で実現する公正な選挙はあるのかとか、人気者や人間関係で投票していないかとか、投票率100%を目指す先生たちに対して 生徒たちがどういう行動や発言をするか というストーリーなのですが、演技をしている当時からひとつひとつの台詞や場面に『なるほど!』と気付かされることがたくさんありました」とつづった。

 「確かに学校の選挙でも、部活の先輩とか知っている人の兄弟とか クラスの人気者といった視点で 選挙をしてしまいがちだったけれど その理由はやっぱり候補の人たちのことや生徒会そのもののことが分かりにくいから、なのかなとも思います』と見解。「そうなると投票に行っても分からないから 知っている名前を書いたりするのだけれど、それでも投票に行くことで『自分は全然知らないんだな』と分かることが出来るのもすごく大切なことだと思います」と記した。

 「私は今回の選挙を通して、まさに『自分は全然知らないんだな』と思い知りました」と吐露。「コロナ禍を通してたくさんの会見を見たので 自分なりに、ある程度こうあってほしい、だからこういう人を選びたい、という考えがあったつもりだったけれど、それをいざ選挙という形で実行しようと思ったら 何に焦点を絞って選べばいいのか…自分は全然社会や政治を知らないんだなとものすごく痛感しました」とも。「この間スウェーデンの話を聞いたら スウェーデンでは12歳になると 国政選挙の時に模擬投票をすると知りました。政治とか社会を理解するには素敵な方法のひとつなのかなと思いますし、社会や政治や選挙のことがもっと分かれば何かが変わるのかもしれないなと思います」とつづった。

 添えた写真は「今際の国のアリス」の受賞スピーチ時のものであることを明かし、「こういった話をする時みたいに 気軽に真面目に社会の話が出来る未来があったら素敵な気がします」と締めくくった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月29日のニュース