渡辺王将 情報生かして“天敵”藤井2冠討つ、11日朝日杯OP戦準決勝

[ 2021年2月11日 05:30 ]

渡辺明王将
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 11日に東京都内で行われる将棋の第14回朝日杯オープン戦準決勝で、9日に来期の順位戦B級1組昇格を決めたばかりの藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=と対戦する。

 藤井にとって朝日杯は過去3度の出場で優勝2回、4強1回と相性は抜群。持ち時間各40分の早指し戦に「しっかりといいパフォーマンスで戦いたい。決断よく指すことが重要になってくると思います」と意欲的だ。対する渡辺は初対決だった2年前の決勝で藤井に敗れ、昨夏の棋聖戦5番勝負でも1勝3敗で失冠。現役最強と評されながら対藤井は通算1勝4敗と分が悪いが「棋聖戦とは持ち時間が異なるので違った戦いになる。これまでに得た(藤井の)情報を生かしたい」と淡々と話した。

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