田崎史郎氏 辞意固めた森会長の心境「自分が身を引くことで五輪が成功し日本が立ち直るならば…」

[ 2021年2月11日 14:49 ]

TBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞意を固めたことについて言及した。

 森氏は、スポーツ団体の理事起用を巡る女性蔑視発言が国内外で反発や批判を受け、発言を撤回して謝罪したが、責任を取る形となった。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で表明する見通し。後任は日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)に決まった。

 番組では、森氏が辞意を固めたことを速報で伝え、田崎氏は「あすの評議員会と理事会の合同懇談会があるんで、そこで表明される予定なんですけど、その前に昨夜から今朝にかけて断続的にずっと話し合われてきた。意志が固まったってことですね」と話し、「(世論に)押し切られたんですけれども、森さんが総理大臣をやめられた01年4月の自民党の両院議員総会で“私が身を退くことで党が救われるなら、日本が救われるならこんなにうれしいことはない”と言っている。今の森さんの心境からすれば、“自分が身を引くことで五輪が成功し日本が立ち直るならばこんなにうれしいことはない”という心境になられているのでは」と森氏の胸の内を推察した。

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2021年2月11日のニュース