八代英輝氏 森会長辞任は「外圧に屈したような形になっているが自然な流れだった」

[ 2021年2月11日 13:58 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が11日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。森会長の辞任について、言及した。

 「このダイバーシティ、男女平等は世界標準でいうとそれに理解を示さなかった人はその舞台から退場していただくっていうのが現在のスタンダード」とした上で、「この世界大会はダイバーシティや男女平等を重視する精神性の高い大会だったと考えると、外圧に屈したような形になっていますけど、自然な流れだったのではかなと思う」と述べた。

 さらに、日本相撲協会の不祥事が起きた際、内閣府が組織ガバナンスの是正を求める命令を出すなど踏み込んだことを引き合いに、「今回(辞任に至るまでが)遅かったのは、功績があったり、感謝の敬意を表したい人に対して刃を向けることは、はばかられるという気持ちは以前から日本の社会にあったもの。それ自体はまったく間違ったものではないし尊重すべきと思う」とし、それでも「世界の流れの中で、森さんが退かれるのはやむを得ない」と語った。

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2021年2月11日のニュース