朝日杯準決勝 三浦九段、125手で西田四段に勝利! 決勝は渡辺王将―藤井2冠の勝者と

[ 2021年2月11日 12:02 ]

 将棋の第14回朝日杯将棋オープン戦が11日、東京都の有楽町朝日ホールで三浦弘行九段(46)―西田拓也四段(29)による準決勝が行われ、125手で三浦が決勝に駒を進めた。14時から行われる決勝では、渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=―藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=戦の勝者と対戦する。

 1次予選から快進撃を遂げてきた西田の“朝日杯ドリーム”は、準決勝でついえた。1次予選から出場し、2次予選では斎藤慎太郎八段、本選トーナメントでは前年優勝の千田翔太七段ら強豪勢を下し、破竹の勢いでベスト4まで勝ち進んだ。得意の三間飛車でタイトル経験者の三浦に挑むも、堅く組まれた三浦陣の穴熊を崩すことはできず。三浦がじわじわとリードを広げて貫禄勝ちを示す結果となった。

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2021年2月11日のニュース