恵俊彰　森会長辞意固めるに「今まで“謝ったからいいじゃん”で済まされていたことが、今回の件は」

恵俊彰
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　タレントの恵俊彰(55)が11日、MCを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長（83）が辞意を固めたことについて言及した。

　森氏は、スポーツ団体の理事起用を巡る女性蔑視発言が国内外で反発や批判を受け、発言を撤回して謝罪したが、責任を取る形となった。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で表明する見通し。後任は日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏（84）に決まった。

　番組では、森氏が辞意を固めたことを速報で伝え、恵は「今まで“謝ったからいいじゃん”で済まされていたことが、今回の件は“謝ったからいいじゃん、じゃない問題なんですよ。そういう認識を日本で持ちましょうねというきっかけにしましょう”みたいな、そんな空気になった」と指摘。そして、「僕もそうですけど、昭和で育っているとどこかにそういう、わきまえた人になりがちじゃないですか」と問題提起し「“早く終わった方がいいのか、この会議”って思ったら黙ってるんでしょうし、みたいな空気を読める方がひょっとしたらこの国は組織の中で生きていけるかも知れないけど、“この問題に関してはやっぱりちゃんと自分の意見言いましょうね、間違っていると言いましょうね、そういう組織、社会にしましょうね”ってことですよね。それが今回のことで明らかになった」と自身の見解を述べた。