薬丸裕英　辞任の森会長発言に振り回される選手に同情「アスリートの方、かわいそう」

薬丸裕英
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　タレント薬丸裕英（54）が11日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、女性蔑視とも取れる発言で辞任の意向が伝えられた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長（83）についてコメントした。

　森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会（JOC）の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で謝罪し、発言を撤回するとした。

　その後も国内外から批判の声が寄せられ、10日には競泳男子のリオ五輪金メダリスト萩野公介（26）は音声アプリ「NOWVOICE」で、「そういうふうな発言をするというような思考回路に行き着くというのが、僕はちょっと信じられない」と厳しく非難。番組では森会長が辞任する意向であると速報で伝えた。

　アスリートを巻き込んでいる事態に、薬丸は「こういう発言をしなければいけない萩野選手を含めアスリートの方、かわいそうだと思う」とコメント。開幕まで半年を切った状況での騒動に、「本当はオリンピックに照準を合わせていかなければいけない中、周りのゴタゴタに気を取られてこういう発言をしなければいけないという…。アスリートファーストですよ？オリンピックって。本当にアスリートのことを考えていますか？とお聞きしたくなる」と苦言を呈した。