井上貴博アナ 森会長の辞意に「やめたからといってすべてが解決するわけではない。むしろここから」

[ 2021年2月11日 18:48 ]

井上貴博アナ
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 TBSの井上貴博アナウンサー(36)が11日、メインキャスターを務める「Nスタ」(月~金曜後3・49)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞意を固めたことについて言及した。

 森氏は、3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。国内外で反発や批判を受け、発言を撤回して謝罪したが、責任を取る形となった。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で表明する見通し。後任は日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)に決まった。

 井上アナは「今回の女性蔑視発言については、森さんがやめたからといってすべてが解決するわけではない。むしろここからがスタート。だからこそ社会全体を変える。そのためにまず自分が変わらなきゃいけない」と言い、東京五輪・パラリンピックに向け「もう川淵さんによろしくお願いいたします、というそんな気持ちしかないですね」と話した。

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2021年2月11日のニュース