北村晴男弁護士 五輪開催めぐり坂上忍と激論「どれだけ人生かけて彼らがやってきたと思ってるんですか?」

[ 2021年2月11日 15:27 ]

フジテレビ社屋
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 弁護士の北村晴男氏(64)が11日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、新型コロナウイルスの中での東京五輪・パラリンピック開催についてMCの坂上忍(53)と意見を戦わせる場面があった。

 番組ではコロナ禍での大会開催の是非や、開催形式について議論。意見を聞かれた北村氏は「100%やるべきだと思っています。外国の観客の方、今の状況だとシャットアウトでしょう。日本の国内の方、観客という意味では、プロ野球の経験を生かせるはず。プロ野球はクラスターが発生してません。観客を一定程度入れた治験を踏まえて検討すれば、できないはずがない」と私見を語った。

 さらに、アスリートの目線に立ってコメント。「これまで我々はアスリートの皆さんを、オリンピックで頑張れとか、金メダルを取ってくれとか、期待をかけたりプレッシャーをかけたりしながら、(達成)できた時にはみんなでワーッと(盛り上がった)。アスリートの方にものすごくお世話になってるんです、精神的な意味で。今回、これで我々がやらないというのは、あまりにも身勝手だと思う」と指摘した。

 坂上から「今年(開催)と思っている人も、再延期と思っている人も、中止と思っている人も、選手へのリスペクトだったり、申し訳なさだったり、大前提として(持ってる)」と横やりが入ると、北村氏は珍しくヒートアップ。「申し訳ないと思っていればいいってもんじゃないんですよ」と主張した。

 坂上も負けずに「それは北村さんの考えであって、『実際に思ってるだけじゃダメだ』って、それはちょっと乱暴すぎる」と声を荒らげると、北村氏は「どれだけ人生かけて彼らがやってきたと思ってるんですか?彼らにその場を与えてあげて下さい!いくらお金がかかっても」と譲らなかった。

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2021年2月11日のニュース