広瀬アリスとバスケ界のプリンス・田中大貴が破局　ゴールイン目前も…五輪延期が一因か

[ 2020年8月17日 05:30 ]

　かねて交際中だった女優でモデルの広瀬アリス（25）とバスケットボール界のプリンス・田中大貴（28、アルバルク東京）が破局していたことが16日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪が延期となり、競技に専念したい田中と広瀬の間で溝ができたことが一因とみられる。ゴールイン間近と注目を集めた美男美女カップル。ひそかに終わりを迎え、新たな道に踏み出していた。

　関係者によると、約3年半の交際に終止符が打たれたのは今春ごろ。妹の広瀬すず（22）と同居する広瀬と田中は徒歩圏内にある都内のマンションにそれぞれ居住。時間が空いている時は広瀬の愛犬を田中が散歩させるなど仲むつまじい様子でデートを重ねていたという。友人の一人は「今年の1月には結婚に向け本格的に話し合いを進めていたのが突然ダメになってしまった。夏前には親しい友人に別れたことを報告していました」と残念そうに話した。

　破局の一因は東京五輪の延期とみられる。2人をよく知る関係者は「結婚したいアリスさんと五輪にかける田中さんの間で温度差があった。五輪が終わるまで結婚できないというストイックな田中さんに対してアリスさんは“もう待てない”となったのかもしれない。コロナもあって、2人で過ごす時間も少なくなっていったのでは」と指摘した。五輪の1年延期は3月24日に決定。それがきっかけだとしたら悲劇以外の何ものでもない。

　田中への思いが吹っ切れたのか、広瀬はコロナ禍でも本業にまい進している。5月には、すずとNHKのリモートドラマ「Living」で共演し、アドリブを連発して話題を呼んだ。来年1月期のフジテレビのドラマ「知ってるワイフ」にはヒロイン役で出演することが決定し、6月から撮影を開始。日本テレビの人気トーク番組「アナザースカイ2」では今田耕司（54）とMCを務め、多忙な日々を送っている。

　一方の田中もBリーグ2018～19年シーズンでチームをけん引して連覇を達成しており、19～20年シーズンでは1試合平均11・1得点を決め、5月にはMVPに選出される大活躍。「大黒柱として日本代表には欠かせない顔」（関係者）。現在は新型コロナに感染して療養中だが、来年の五輪に向けて全力で取り組んでいる。

　2人は16年9月に発足したBリーグ開幕戦に、広瀬が応援サポーターで参加したことで出会った。元々、小学校時代に広瀬が部活でバスケに打ち込んでいたこともあり意気投合。田中の猛アタックの末、交際がスタートした。イベントで報道陣から恋愛について質問された際、広瀬が「楽しくやっています」と笑顔で答えるなどゴールイン間近とみられていた。

　「誰が悪いということではなく結婚観が違った。円満に別れたと聞いています。今はそれぞれ仕事に集中してますし、恋人をつくる時間もないでしょう」（知人）。互いの道でトップを目指す2人。多忙な中、当分は本業が恋人となりそうだ。

　◆広瀬　アリス（ひろせ・ありす）1994年（平6）12月11日生まれ、静岡県出身の25歳。2009年「ミスセブンティーン」に選ばれ専属モデルとしてデビュー。10年にはフジテレビ「明日の光をつかめ」に同局の昼ドラ史上最年少ヒロインに抜てき。映画「AI崩壊」などに出演。マンガ好きとしても知られ、集めた数は1000冊以上で保管専用の部屋もある。1メートル65。血液型AB。

　◆田中　大貴（たなか・だいき）1991年（平3）9月3日生まれ、長崎県出身の28歳。東海大から2014年2月、トヨタ自動車アルバルク東京に入団しNBLルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得する活躍。16年のプロリーグ統合後は3年連続でベスト5に選ばれる。主なポジションはシューティングガード。1メートル92、93キロ。血液型A。