元宝塚トップ紅ゆずる 来年4月に退団後初の本格舞台で初主演「ネーティブ関西で、うれしい」

[ 2020年8月17日 05:31 ]

宝塚退団後、初めて主演舞台に挑む紅ゆずる(C)浅井佳代子
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 元宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずる(38)が来年4月、大阪松竹座で上演予定の「アンタッチャブル・ビューティー」で、昨秋の退団後、初の本格舞台で初主演に挑むことになった。

 同作は紅の出身地である大阪を舞台に“女探偵”の活躍を描くオリジナルのコメディー・ミステリー。宝塚時代からユニークな役どころや、トーク力でも人気を誇ってきた紅にとってはぴったりな役どころだ。

 紅は19年10月、宝塚を退団後、今年2月にはコンサート「紅ing!!」を行い6月、東京・新橋演舞場で三宅裕司(69)が座長を務める「熱海五郎一座」にゲスト出演する予定だったが新型コロナウイルス感染症の影響で中止。今回の「アンタッチャブル…」が本格的な舞台復帰となる。

 宝塚時代から観劇に訪れていたという松竹座で、退団後初主演することに「深いご縁を感じる」とした紅は「昔から愛着のある大阪のど真ん中、劇場を出れば道頓堀というネーティブ関西で女優としてお芝居できることが素直にとてもうれしいです。生まれ育った大阪で新しく生まれ変わった紅ゆずるをご披露できる日を私自身も楽しみにしております」と力を込めた。

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