藤井聡太七段 初タイトル戦を320万人が見た!!「ABEMA」将棋中継、歴代4位の視聴者数

[ 2020年6月10日 05:30 ]

先勝した藤井聡太七段。次戦以降は和装かどうかにも注目。
Photo By スポニチ

 藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)=王将、棋王=に勝利した第91期棋聖戦5番勝負第1局から一夜明けた9日、対局を生放送したインターネットテレビ局「ABEMA」の将棋中継で、今回の対局が歴代4位の視聴者数だったことが分かった。

 約8時間に及ぶ対局を見守ったのは、延べ320万人に及ぶ視聴者。2018年2月の朝日杯将棋オープン戦で藤井が羽生善治竜王(当時)と公式戦初対局を行い勝利を収めた時の347万人に次ぐ数字だった。中でも、最終盤で渡辺が連続王手で猛攻を仕掛けた場面が最も注目を集めた。

 今回の中継は、従来のカメラ3台体制から、両対局者の顔を捉える2台のカメラを追加する新体制で行われた。次戦以降は藤井が和装で対局をするかどうかにも注目が集まっており、プロデューサーの谷井靖史氏(38)は「今後は藤井七段の全身が映るようにカメラ位置を調整していきます」と中継の“秘策”を明かした。

続きを表示

2020年6月10日のニュース