インスタフォロワー数急増 17歳原藍梨 存在感のある女優目指す

[ 2020年6月10日 05:00 ]

真っすぐな瞳でほほ笑む原藍梨

 福島県内の美少女を発掘するフリーマガジン「福島美少女図鑑」。同誌の人気モデルを紹介する第10回は、南相馬市出身のモデル・原藍梨。東京の事務所に所属しながら福島でも活躍し、仕事の幅を広げている。3月にはAbemaTVの人気恋愛バラエティー番組「恋する週末ホームステイ」に出演し、一躍ティーンの人気者となった。神秘的な雰囲気を持つ17歳が、福島から女優への道を歩む。

 ミステリアスな表情の裏側には、強い芯がある。昨年から東京で芸能活動を始めた原だが、最初は仕事がほとんどなかった。「福島美少女図鑑」には自ら応募し、売り込んだ。「どんなことでも全力で頑張りたい。負けず嫌いだし、やりたいことはとことんやりたい」。見つめた者が吸い込まれそうになる大きな瞳。その奥は燃えている。

 オーディションに合格し、3月から「恋する週末ホームステイ」に出演。土日にデートを重ね、意中の男性に思いを伝える恋愛番組で、原は秘めた魅力を発揮した。「告白するのも初めてだったので緊張しました。でも自分の気持ちを出せるようになりました」。ルックスだけでなく、裏表のない姿が視聴者の心をつかんだ。出演前のインスタグラムのフォロワー数は約800人だったが、現在は7万人に迫る。

 小学2年の時、南相馬市で震災を経験。大きな揺れを感じ、母と兄とともに車で逃げたが、海岸沿いに住んでいた曾祖父は犠牲となった。津波を目の当たりにし、原は「とにかく怖かった」。原発事故の影響で避難生活を余儀なくされ、福島市に移住。芸能活動を行う今も、県内から仕事に向かう。「食べ物がおいしいし、空気がきれい。県民を元気づけたいし、誇りに思ってもらえるような人になりたい」。困難を乗り越えてきたからこそ、地元への愛情は深い。

 小松菜奈(24)のような存在感のある女優を目指す。演技を勉強するために参考にしているのは、福島が舞台のNHKの朝ドラ「エール」。「子供時代から大人になってからの話し方が、全く一緒。そのまま成長したのを、俳優さんが演技で表現できるのが凄いなと思いました」。福島にエールを送る女優へと、原が成長していく。(近藤 大暉)

 ◆原 藍梨(はら・あいり)2002年(平14)8月27日生まれ、南相馬市出身の17歳。「女子高生ミスコン」をきっかけに19年からプラチナムプロダクションに所属。事務所のアイドルグループ「Shibu3 project」にも所属。趣味は音楽鑑賞、映画観賞、ダンス。好きなスポーツはバドミントン。動物は犬と猫が好き。特技はクラリネット。1メートル57。血液型B。

 ▽福島美少女図鑑 二階堂ふみや桜井日奈子など数多くの有名タレントを発掘したフリーマガジン「美少女図鑑」の福島版。15年12月に創刊し、県内で年2回、各2万部を発行する。3月には第9号が刊行された。県内最多の150人以上のモデルが所属する「アンドビープロダクション」が運営し、発刊する。4月にはYouTubeで「福島美少女図鑑ちゃんねる」が開設された。

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