NHK大河「麒麟がくる」越年決定 全44話放送へ異例の措置

[ 2020年6月10日 05:30 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
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 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の越年放送が決定したことが9日、分かった。大河ドラマが年をまたいで放送するのは異例。現在は新型コロナウイルス感染拡大のため撮影休止中で、今月14日から放送も一時中断。約2カ月の中断になるとみられるが、全44話を放送するため越年を決めた。

 同局はこの日、今月30日から放送センター内スタジオで撮影を再開すると発表。出演者同士は原則2メートルの距離を取るなど、感染防止のための制作マニュアルに基づいて行うという。放送再開の時期については8月下旬を見込んでおり、収録再開後の状況を見ながら判断する。主演の長谷川博己(43)は「明智光秀のミステリーのてん末を、楽しみに、どうか大らかなお気持ちでお待ちいただければ」とコメントを寄せた。

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2020年6月10日のニュース