吉村府知事　甲子園での代替大会開催を提案「いろんな意味で阪神側に打診しております」

　大阪府の吉村洋文知事が2日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に府庁から中継で生出演した。

　中止になった全国高校野球選手権や全国高校総体(インターハイ)などに関連し、「大阪の地元大会もいったん無くなっている。そこをなんとか、まず大阪大会でも出来ないか、僕もメッセージを発信して、それぞれの団体に働きかけをしています」と代替大会の実現に意欲。

　「それこそ高校3年間だけじゃなくて、子供(の頃)から夢見てやってきた子供たちもたくさんいる中でね。よく大人は子供に“夢をあきらめたらあかん”とか言いながら大人の方が簡単にあきらめるというのが僕はあってはならないと思っているので。何とか最後の発表の場っていうのを確保できないかとやってます」と話した。

　高校野球は大会を甲子園球場で開催できないか阪神に打診。「近畿大会とか大阪だけとかじゃなくて。それぞれの地元大会で勝ち上がった子供たちが何か出来ないかとか、いろんな意味で阪神側に打診しております」と説明。

　「阪神側はやはり、“まず高野連から提案を受けたい”とおっしゃっておりますので。僕はそれ賛成でしてね。阪神球団の方が高校生とか子供たちのためにこの場を何とか使ってもらい…という思いを共有したい」と経過を明かした。