バウアーに雪辱! 広島打線が2回で7得点 新井監督「プランニング通りに対応できたいい攻撃」

[ 2023年5月17日 06:30 ]

セ・リーグ   広島7-5DeNA ( 2023年5月16日    横浜 )

初回、マクブルームの適時二塁打で生還した秋山を迎える広島ナイン(撮影・島崎忠彦)
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 怒濤(どとう)の猛攻で、広島打線がリベンジを果たした。3日の来日初登板で初勝利を献上したバウアーに8安打を浴びせ7得点で2回KO。2連勝で今季最多タイの貯金3とした新井監督は、「各自がいい対応の仕方をしていた。各選手がプランニング通りに対応できたいい攻撃だった」と目尻を下げた。

 前回は7回まで1得点しか奪えなかったが、指揮官は「いいアプローチができていた。結果は(デビッドソンの)ソロの1点だけだったが、いい対応をしていた」と7安打したことに手応えを感じていた。2度目の対戦で、打線がその好感触を実証してみせた。

 初回に秋山が先制打を放ち、なお1死二塁だ。4番のマクブルームは3球目の高め157キロ直球をファウルした後、外角スライダーを左翼線適時二塁打。さらに続いたのが西川だ。内角高め153キロ直球を完璧に捉えた右越えの5号2ラン。「前回対戦しているのでイメージがあったし、あそこは内角を思い切って打っていった。ミスショットせずに捉えることができて良かった」と胸を張った。

 地元で開催される「G7広島サミット2023」(19~21日)の関係で続く2週間の長期ロード。12試合のうち7試合を終え、ここまで6勝1敗と好調だ。2回にナックルカーブを左前打し、秋山とともに、2打席連続の適時打をマークしたマクブルームは「チームの打線がつながっているので、いい形で続くことができて良かった」と満足げ。2位のDeNA、首位の阪神と戦う6連戦の初戦で20年サイ・ヤング賞右腕を攻略し、チームがさらに勢いづいた。

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