巨人・原監督 トレード加入の鈴木康平に大きな期待「リリーフの先頭に立ってね、やってもらえれば」

[ 2023年5月17日 16:26 ]

巨人・原監督
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 巨人は17日、広岡大志内野手(26)とオリックスバファローズ・鈴木康平投手(29)のトレードについて、オリックスバファローズと合意したと発表した。

 原辰徳監督(64)はトレード成立を受け、鈴木について「経験豊富な投手ですし、力もありますのでね。リリーフの先頭に立ってね、やってもらえればなと」と期待を口にした。

 印象については「非常に体の大きいね、彼の大学の監督さんは私の先輩でもありますし、多分彼も僕の授業を聞いたことがあると思うんだよね。なんとなく親近感もそういう点では個人的にありますしね。両者にとっていいトレードになるといいなと思います」と笑顔で語った。

 鈴木は日立製作所から17年ドラフト2位で入団。「K―鈴木」の登録名で19年には先発として19試合に登板し4勝。21年には救援で34試合に登板した。昨年は14試合の登板に終わり、今季から登録名を本名の鈴木康平に戻して心機一転、再出発を誓っていたが、ここまで1軍の登板はなく、ファームでは12試合に登板して0勝2敗、防御率5・40だった。

 広岡は智弁学園から15年ドラフト2位でヤクルトに入団。長打力が魅力の内野手として活躍し、21年に巨人に移籍した。今季は1軍で9試合に出場し打率・214、1本塁打、2打点だった。

 トレードを受け鈴木は「今はただただ驚いているということが、率直な気持ちです。ここまで思うような結果を残せず、チームが優勝していく中で貢献できていなかったことが、本当に悔しいですし、球団関係者の皆さんや応援していただいている方々に申し訳ない気持ちです。新天地で活躍している姿を見ていただけることが恩返しになると思いますので、今まで以上に頑張っていきたいと思います」とコメントした。

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