ヤクルト・市川 5回途中5失点で降板…プロ2度目の先発は2死球など“精彩欠き”初勝利ならず

[ 2023年5月17日 19:50 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2023年5月17日    神宮 )

<ヤ・巨>5回途中、5失点で降板する市川(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトの高卒5年目右腕・市川悠太投手(22)が17日の巨人戦(神宮)に今季初登板初先発。4回2/3を6安打5失点(自責点4)と崩れ、プロ初勝利はお預けとなった。

 昨年9月28日阪神戦以来プロ2度目の先発登板となった市川は初回、先頭の吉川に右翼フェンス直撃の二塁打を打たれると、続く丸にも右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び1失点。打者2人でいきなり先制点を失うも、後続は打ち取り最少失点で切り抜けた。

 4回は先頭の岡本和に死球を与えてしまうなど無死一、二塁とすると、秋広に2号3ランを被弾。初球のスライダーを右翼スタンドまで運ばれ、0―4とリードを許した。

 5回には無死一塁で“得意”のけん制を悪送球。その後、暴投などもあり2死三塁となって岡本和に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び1失点。5回持たずに途中降板となった。

 プロ5年目の市川は昨年7月1日DeNA戦で念願の1軍デビュー。今季はここまで2軍で6試合に登板し、0勝4敗の防御率6・84。結果を残せてないながらも先発に抜てきされたが、4回2/3を打者22人に対し83球、被安打6、被本塁打1、奪三振2の5失点(自責点4)。厳しいコースを狙いすぎたのか与死球2と制球を乱す場面も目立った。

 ▼市川 全体的にストライク先行で行けたのですが、ランナーを背負った場面でもっと丁寧に攻めるべきでした。

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