青学大17年ぶりV 前回優勝時主将の巨人・円谷スカウト「神宮で優勝を見れてうれしい」

[ 2023年5月17日 14:12 ]

円谷スカウト
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 東都大学野球リーグは17日、神宮球場で2回戦が行われ、青学大が国学院大に10―1で連勝し、2006年春以来17年ぶり13度目の優勝を決めた。青学大は勝ち点4、8勝1敗とし、残り試合に敗れても勝率で他校を上回る。6月5日開幕の全日本大学選手権に出場する。

 青学大は15~20年に2部落ちするなど低迷したが、今季は強力投手陣を軸に開幕2戦目から連勝を重ねてきた。

 バックネット裏では元監督の河原井正雄氏やOBのヤクルト・石川雅規、前回優勝の06年に主将を務めた巨人スカウト・円谷英俊氏らが見守った。

▼巨人・円谷英俊スカウト 神宮で母校の優勝を見れて本当にうれしいです。東都で勝つって難しい。優勝をこうして見ることができて幸せです。河原井監督から安藤監督へ、選手を信頼するところが受け継がれていると思います。私たちの代はほとんど優勝でしたが、河原井監督は選手の“勝ちたい”という思いを加速させることができる指揮官だと感じていました。個人の目標もある中で、河原井監督の姿を見ると“チームのために勝ちたい”という思いが加速する。愛があるから選手はそう考えるのだと思います。青学大が全国の舞台でも勝てたのは仲間を信頼していつも通りの野球をどんな舞台でもブレずにできたから。練習でも試合と同じ緊張感を持てたからだと思います。それが伝統です。

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