楽天ドラ1の荘司康誠 “4度目の正直”も初勝利ならず 7回途中3失点で降板

[ 2023年5月17日 20:15 ]

パ・リーグ   楽天―ソフトバンク ( 2023年5月17日    山形 )

<日・楽>力投する先発の荘司(撮影・高橋 茂夫)
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 楽天のドラフト1位ルーキーの荘司康誠投手(22=立大)が17日のソフトバンク戦(山形)でプロ4度目の先発。7回途中を5安打3失点と粘投したが、初勝利はならなかった。

 0―0の2回1死二、三塁のピンチを招き、川瀬に高めに浮いた初球の直球を右前打され失点を許す。さらに1死一、三塁から甲斐に外角球を左前打され2点を失った。3回も1死一、二塁と得点圏に走者を許したが、後続を断つと、4回からは安打を許さなかった。

 しかし、自己最長イニングとなった7回、先頭の川瀬に左翼線二塁打を許し、1死三塁から中村晃の一塁ゴロの間に三塁走者の生還を許して3点目を失った。結局、2死一塁で近藤を迎えた場面で2番手の鈴木翔に交代。6回2/3、107球を投げ5安打3失点だった。

 しかし、打線がなかなか荘司を援護できない。2回に小郷の三塁打で1点を還したが、ソフトバンク先発の和田の緩急の前に3回から6回まで安打が出なかった。

 荘司は4月22日の日本ハム戦に初登板も5回2/3を投げ3失点で敗戦投手に。同30日の西武戦は5回2失点の粘投も初白星は挙げられなかった。5月7日の日本ハム戦も6回3安打1失点の好投で勝利投手の権利を得て降板したが、救援陣がリードを守れず、初勝利は消えていた。

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