オリオールズファン　大谷記念球をグラウンドに投げ返し「すぐに後悔した」　周囲の声に負け…

＜オリオールズ・エンゼルス＞4回、勝ち越し3ランを放つ大谷（撮影・会津　智海）
Photo By スポニチ

　エンゼルス・大谷翔平投手（28）が15日（日本時間16日）、オリオールズ戦で今季自己最長となる456フィート（約139メートル）の9号右越え3ランを放った。

　地元紙「ボルチモア・バナー」によると、試合が行われたオリオールズの本拠地・カムデン・ヤーズの外野にいたファンが記念球をゲットしたが、周囲にうながされて投げ返してしまい、「後悔している」と語った。

　大谷の打球はあと一歩で場外かと思われた特大の打球だった。

　ブランドン・ラザウスカスさんは友人と観戦していたところ、ゲートに当たって跳ね返った大谷の打球が手元に落ちてきたという。しかし、敵の本塁打ということもあってか周囲のファンから「投げ返せ！」という声に負けて投げ返してしまった。

　友人からは見知らぬ人の声に惑わされるなと言われたが、時すでに遅し。「30秒くらいは価値があったんだけど…すぐに後悔したよ」とがっくり。投げ返された記念球は右翼スタンドから二塁を転々とし、「永遠に消え去った」と物悲しい結末が伝えられた。