中日・涌井 実は虎が大嫌い…6回3失点で勝利投手の権利なし 阪神戦は12年間勝利なし

[ 2023年5月17日 20:08 ]

セ・リーグ   中日―阪神 ( 2023年5月17日    バンテリンD )

汗を拭いベンチに戻る涌井(撮影・椎名 航)
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 中日の涌井秀章投手(36)が17日の阪神戦に先発し、6回3失点で降板した。

 打者一巡目となった3回までは完全ペースだったが、4回にノイジーに初安打を許すと、大山、佐藤輝に四球を許して2死満塁。さらに島田にも四球を許して、押し出しで先制点を献上した。その後、5回にはノイジーに適時打。6回には木浪に犠飛。どちらも最少失点でしのいだが、6回までに3失点した。

 打線は阪神・西勇の前に沈黙。6回の細川のソロ弾でようやく1点を反撃したが、涌井には勝利投手の権利なく、6回3失点で降板となった。

 涌井は阪神とは相性が悪く、13年から4連敗中。今季初対戦となった3日の同戦も、5回4失点(自責点3)で勝敗は付かなかった。阪神戦の勝利は西武時代の10年6月9日に完投して以来、遠ざかっており、またも白星はお預けとなった。

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