巨人・大勢 ヒヤヒヤ今季7セーブ目 5―3で登板も内山弾浴びて1点差 今月3度目の失点

[ 2023年5月17日 21:41 ]

セ・リーグ   巨人5―4ヤクルト ( 2023年5月17日    神宮 )

<ヤ・巨>9回、4番手で登板する大勢(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の守護神、大勢投手(23)がヤクルト戦(神宮)で今季14度目のリリーフ登板。今月3度目の失点を喫するも同点は許さず、2日連続となる今季7セーブ目を挙げた。

 5―3で迎えた9回に4番手として登板。先頭・長岡を外角直球で空振り三振に取ったが、続く内山に1ボールからの2球目、内角高め直球を左翼スタンドに運ばれる1号ソロとされて1点差に迫られた。

 前日16日(静岡)に戸郷から代打で1号同点3ランを放っている代打・川端は直球で空振り三振に仕留めたが、8回に中川から3号ソロしている塩見を四球で歩かせ、同点の走者を塁に出した。

 だが、青木をフォークボールで遊ゴロに仕留めて試合終了。7回5安打1失点と好投して降板していた山崎伊織投手(24)のヤクルト戦初勝利となる今季3勝目を消すことはなかった。

 昨季、新人最多タイの37セーブを挙げ、新人王に輝いた大勢は本拠・東京ドームで広島と対戦した12日、13日に2日連続でリリーフ失敗。ともに1点リードで迎えた9回に追いつかれていたが、前日16日のヤクルト戦(静岡)で今季6セーブ目を挙げていた。

 大勢の投球内容は1回で打者5人に対して19球を投げ、1安打1失点。2三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は154キロだった。

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