青学大が17年ぶりV 河原井正雄前監督「ジーンとくるし、頭が下がる」

[ 2023年5月17日 16:57 ]

<国学院大・青学大>優勝した青学大ナイン(撮影・大城 有生希)
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 東都大学野球リーグは17日、神宮球場で2回戦が行われ、青学大が国学院大に10―1で連勝し、2006年春以来17年ぶり13度目の優勝を決めた。青学大は勝ち点4、8勝1敗とし、残り試合に敗れても勝率で他校を上回る。6月5日開幕の全日本大学選手権に出場する。

 青学大は15~20年に2部落ちするなど低迷したが、今季は強力投手陣を軸に開幕2戦目から連勝を重ねてきた。

 87年に青学大監督に就任し、ソフトバンク小久保裕紀2軍監督、前ロッテ監督・井口資仁氏らを育て、計4度の大学日本一に導くなど黄金期を築いた河原井正雄前監督(68)がバックネット裏から優勝を見守った。

 青学大を指揮した最終年の18年は2部で春4位、秋3位でシーズンを終えた。当時を「上手くいかなくて苦労した。3部との入れ替え戦を考えた時期もありました」と振り返り、「一番ひどい状況の中で彼(安藤監督)が(監督を)やったわけですよ。よくチームをここまで押し上げた。ジーンとくるし、頭が下がる。自分のことのように嬉しいです」と祝福した。

 自身が4度も制した全日本大学野球選手権の出場が決定。「僕は東都で勝てれば負ける気がしなかった。心配しなくてもいい」と笑い、5度目の優勝を期待した。

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