オリックス・鈴木康平と巨人・広岡大志 交換トレード成立 鈴木は「今まで以上に頑張っていきたい」

[ 2023年5月17日 13:33 ]

トレードが決まった広岡大志(左)と鈴木康平
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 オリックスは17日、鈴木康平投手(29)と巨人・広岡大志内野手(26)の交換トレードが成立したと発表した。内野手の強化を狙うオリックスと投手陣の強化を目指す巨人の思惑が一致した。広岡の背番号は鈴木がつけていた「30」に決定。19日に京セラドームで入団発表会見を行う。

 鈴木は日立製作所から17年ドラフト2位で入団。「K―鈴木」の登録名で19年には先発として19試合に登板し4勝。21年には救援で34試合に登板した。昨年は14試合の登板に終わり、今季から登録名を本名の鈴木康平に戻して心機一転、再出発を誓っていたが、ここまで1軍の登板はなく、ファームでは12試合に登板して0勝2敗、防御率5・40だった。

 広岡は智弁学園から15年ドラフト2位でヤクルトに入団。長打力が魅力の内野手として活躍し、21年に巨人に移籍した。今季は1軍で9試合に出場し打率・214、1本塁打、2打点だった。

 トレードを受け鈴木は「今はただただ驚いているということが、率直な気持ちです。ここまで思うような結果を残せず、チームが優勝していく中で貢献できていなかったことが、本当に悔しいですし、球団関係者の皆さんや応援していただいている方々に申し訳ない気持ちです。新天地で活躍している姿を見ていただけることが恩返しになると思いますので、今まで以上に頑張っていきたいと思います」とコメントした。

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