ヤクルト5位転落…9回1点差に迫るも巨人戦2連敗 5年目・市川が5回途中5失点でプロ初黒星

[ 2023年5月17日 21:21 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―5巨人 ( 2023年5月17日    神宮 )

<ヤ・巨>5回、ヤクルトベンチの高津監督(撮影・西川祐介)
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 4位・ヤクルトは17日、5位・巨人に4―5で敗れ2連敗。巨人に抜かれ5位に転落した。先発の市川悠太投手(22)は4回2/3を6安打5失点(自責点4)と崩れプロ初黒星を喫した。

 高卒5年目右腕の市川は昨年7月1日DeNA戦で念願の1軍デビュー。今季はここまで2軍で6試合に登板し、0勝4敗の防御率6・84。結果を残せていなかったが、昨年9月28日阪神戦以来プロ2度目の先発に抜てきされた。

 すると初回、わずか10球で失点。先頭の吉川に右翼フェンス直撃の二塁打を打たれると、続く丸にも右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び1失点。打者2人でいきなり先制点を失った。

 4回は無死一、二塁から秋広に2号3ランを被弾。5回には無死一塁で“得意”のけん制を悪送球。その後、暴投などもあり2死三塁となって岡本和に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び1失点。0―4とリードを許したとこで降板となった。

 打線は8回、塩見が2試合連発となる3号ソロを放つと、なおも無死一塁として山田の適時二塁打により追加点。ボールを追いかけた相手右翼の梶谷が転倒するアクシデントもあり、41歳の青木が一塁から激走して本塁へと生還した。

 この回2点を挙げさらに1死一、二塁とチャンスを迎えるもオスナが三ゴロ併殺打に終わり追加点ならず。9回は1死から内山が1号ソロを放ち、ついに1点差に迫るも後続が倒れ試合終了。

 市川は4回2/3を打者22人に対し83球、被安打6、被本塁打1、奪三振2、与死球2の5失点(自責点4)という内容でプロ初黒星。厳しいコースを狙いすぎたのかブリンソンと岡本和にデッドボールを与えるなど制球を乱す場面も目立った。

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