大商大が最終節で逆転3連覇!「監督との約束果たせた」プロ注目154キロ右腕・上田が主将として全国へ

[ 2023年5月17日 14:09 ]

関西六大学野球最終節2回戦   大商大5―2大経大 ( 2023年5月17日    マイネット皇子山 )

<大経大・大商大>優勝を決マウンド上に集まり歓喜の輪を作る大商大ナイン(撮影・後藤 正志)
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 大商大が大経大を5―2で下して連勝し、3季連続24度目の優勝を飾った。

 最終節で迎えた首位・大経大との直接対決。勝ち点を奪った方が優勝となる最終決戦を制し、富山陽一監督は「非常に嬉しい。やってほしい選手がやってくれた」と選手の奮闘を称えた。

 大一番で今春初先発を託された福島孔聖(2年)が5回2安打1失点の好投。「8番・遊撃」で先発した薮井駿之裕(3年)は、同点の6回2死満塁で三塁強襲の勝ち越し適時打を放つなど2安打2打点をマークし、「自分の(守備の)ミスが失点に絡んだので、何としてでも自分が打つと思っていた」と胸を張った。

 前日の1回戦で完封した今秋ドラフト候補の最速154キロ右腕・上田大河(4年)の登板機会はなし。エース兼主将は、ベンチからナインの奮闘を見守り、「監督から“優勝して握手をしよう”と言われていたので、約束を果たせてよかった」と喜んだ。

 今春は9勝2敗で逆転優勝を達成。全日本大学野球選手権大会(6月5~11日の6日間、神宮球場、東京ドーム)の出場権を得た。

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