大谷翔平　4試合ぶり無安打　二刀流でサイクル未遂＆5勝目一夜明け　エ軍連勝ならず

ア・リーグ   エンゼルス3ー7オリオールズ （ 2023年5月16日    ボルチモア ）

＜オリオールズ・エンゼルス＞初回、中飛にたおれる大谷（撮影・会津　智海）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）は16日（日本時間17日）、敵地でのオリオールズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数無安打に終わり、チームも3－7の逆転負けで連勝はならなかった。

　オリオールズ先発の4年目右腕・クレマーとの対戦では第1打席は中飛、第2打席は空振り三振、第3打席は左飛だった。第4打席は左腕・ペレスとの対戦で二ゴロに倒れ、4試合ぶりのノーヒットに終わった。

　エンゼルスは初回モニアクの右越えソロで先制も、2回にオハーンの同点ソロで追いつかれる展開。4回に3連打などで勝ち越しを許した。5、6回と1点ずつ加えて追い上げたが、6回にもマウントキャッスルの中越え2ランなどでダメ押された。

　大谷は前日の同カードで決勝の9号3ランを含む自身初の登板時4安打を放ち、投手としては59年ぶりの5出塁を果たした。二塁打が出れば史上初の「先発投手サイクル安打」だったが、9回は左前打に終わり敵地でありながらブーイングが起こった。投げては7回を4安打3本塁打5失点と粘り、5勝目をマーク。試合後、朝から首に張りがあったことが明らかにされ、翌日のスタメン出場が危惧されていたが問題はなく打席に立った。