バット直撃のオリ・宮城「アドレナリンが出て」奮闘 ドローで首位堅守に中嶋監督「良く投げた」

[ 2023年5月17日 05:01 ]

パ・リーグ   オリックス1-1ロッテ ( 2023年5月16日    ZOZOマリン )

延長10回、宗の打球がベンチに飛び込みびっくりする福田、頓宮、宮城=左から(撮影・長久保 豊)
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 オリックスはロッテと1―1で引き分け、首位を守った。

 2試合連続の延長12回での引き分けは10年以来、13年ぶり。先発の宮城がアクシデントを乗り越え7回5安打1失点と試合をつくったことが大きかった。

 初回1死二、三塁から井上を内角直球で詰まらせて投ゴロに打ち取ったが、折れたバットが腹と左手付近を直撃。それでも「ボールしか見てなかった。いてって思ったが、アウトにしたいと無我夢中だった」と落ち着いて処理。続く茶谷を見逃し三振に仕留めてガッツポーズをつくった。

 立ち上がりは目立っていた逆球も2回以降はなくなり「全身を使えてない感じが最初はあったが、バットが当たって、アドレナリンが出て、いい感じに投げられた」と振り返った。中嶋監督も「あそこに当たって、良く投げたと思う」とねぎらった。 (中澤 智晴)

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