巨人 11日にもV完全消滅、7回まで1安打…最下位・中日に連敗で2差

[ 2022年9月11日 05:10 ]

セ・リーグ   巨人2ー5中日 ( 2022年9月10日    東京D )

<巨・中>ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は最下位・中日に2連敗。11日にもリーグ優勝の可能性が完全消滅する危機に立たされた。打線は左腕・小笠原の前に7回まで1安打無得点。原監督は「粘り強く戦ってくれてはいるんですけどね、あと一本というかね、あと一球というかね、そういう部分」と嘆いた。8回に大城の2点中前打など3安打を集中し降板に追い込んだが、仕掛けが遅かった。

 打線は9日には大野雄に7回まで3安打無得点に封じられていた。2日連続で左腕を攻略できず、元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチは「昨日の大野投手同様、同じ攻め方をされている」と、緩急を駆使した配球に手を焼いた。

 敗れた3位・阪神とは1・5ゲーム差のままだが、最下位・中日との差は2に縮まった。残り13試合。指揮官は「切り替えて戦っていくということ」と必死に前を向いたが、2年連続のV逸どころか、75年以来47年ぶり2度目の最下位も現実味を帯びている。(川島 毅洋)

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2022年9月11日のニュース