巨人・丸が250本塁打達成 史上68人目「感謝の気持ちを忘れずに」先制メモリアル弾 負ければV逸決定

[ 2022年9月11日 18:10 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年9月11日    マツダ )

<広・巨> 初回、通算250号となる先制2ランを放ちパネルを手にファンの声援に応える丸 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の丸佳浩外野手(33)が広島戦(マツダ)で2試合ぶりとなる26号2ラン。史上68人目となる通算250本塁打を達成した。本塁打ランキングでは同僚の岡本和を抜き、リーグ単独2位に浮上している。

 「3番・中堅」で先発出場した初回だった。10試合ぶりに“定位置”の2番に戻った坂本が1死から左前打で出塁。続いて第1打席に入った丸は相手先発右腕・遠藤が2ボール1ストライクから投じた真ん中スライダーを逃さず、右翼スタンドへ放り込んだ。

 試合前に首位ヤクルトが勝ったため、巨人はこの日の広島戦に敗れると、2年連続のV逸が決定する。負けられない一戦で、丸がかつてのホームグラウンドでいきなり一発を見舞った。2018年まで在籍した広島戦ではヤクルト戦、中日戦と並んでカード別最多タイの今季5発目。記念のボードを受け取った。

 丸は9日に行われた中日戦(東京D)で0―1の9回に起死回生の25号同点ソロ。これまで何度も苦しめられてきた相手の絶対守護神、R・マルティネスを攻略した。8月23日の中日戦(東京D)で相手2番手左腕・橋本からライナーで右翼スタンドへ叩き込んで以来14試合ぶりとなる一発。延長戦に持ち込んだが、直後の延長10回に守護神・大勢が2点を失ってチームは敗戦を喫している。

 丸は広島時代の2011年4月19日に行われた横浜戦(横浜)で4回に大家からプロ初本塁打を放っている。

 ▼丸 打ったのはスライダーです。失投だと思いますがしっかりと強く叩くことができました。(250号について)たくさんの人に支えられて達成できました。感謝の気持ちを忘れずに、次の1本を目指して頑張ります。

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2022年9月11日のニュース