清原氏次男・慶応1年の勝児 公式戦1号が満弾!父と同じ背番5背負い「8番・三塁」で先発出場

[ 2022年9月11日 04:00 ]

秋季高校野球神奈川県大会3回戦   慶応14―1上矢部 ( 2022年9月10日    サーティーフォー保土ヶ谷 )

<上矢部・慶応>公式戦1号の満塁弾を放った清原氏の次男・勝児
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 西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男、慶応の勝児内野手(1年)が10日、秋季神奈川県大会の上矢部との3回戦に「8番・三塁」で先発出場。6回に公式戦初本塁打となる満塁アーチを放ち、6回コールド勝ちに貢献した。

 父と同じ背番号5を背負い、同じ右打席に入った。10―1の6回2死満塁。左足を上げ、カーブにうまくタイミングを合わせて振り抜く。高々と舞い上がった打球は両翼95メートルのフェンスを越え、左翼ポール後方の防球ネットに当たった。高校通算7本目、公式戦初アーチがど派手なグランドスラム。父譲りの強い運を感じさせた。

 父・和博氏が次男のユニホーム姿を初めて見たのは、中3の時だった。当時を振り返り「本当に感動したし、野球を選んでくれて感無量です」と喜び、野球センスについても「中3の時の自分と比べても、技術的にはいいものがある」と話していた。あれから2年。勝児は成長し、変化球に対応する技術の高さを見せた。

 背番号5は、慶大内野手2年の長男・正吾も背負っている。身長は1メートル73。1メートル86の兄に比べると小さいが、パンチ力は父譲りだ。その父がPL学園時代に歴代最多の13本塁打を放った甲子園を目指し、成長を続ける。

 ◇清原 勝児(きよはら・かつじ)2005年(平17)5月1日生まれ、東京都出身の17歳。5歳から野球を始め、小学時代は「オール麻布」でプレー。小学6年時にNPB12球団ジュニアトーナメントに巨人Jrの一員として出場。中学時代は世田谷西リトルシニアに所属。1メートル73、80キロ。右投げ右打ち。

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2022年9月11日のニュース