九共大開幕4連勝　村上裕　母の誕生日の日に攻守で躍動

福岡六大学秋季リーグ第2週2日目   九共大11―0福教大※8回コールド （ 2022年9月11日    九共大 ）

＜九共大・福教大＞本塁打を放ち笑顔の村上裕
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　2季連続優勝を目指す九共大は5番・右翼で先発した村上裕一郎外野手（3年）が攻守に渡る活躍で開幕4連勝に貢献した。

　1―0の6回に中堅バックスクリーンへ運ぶ本塁打を放った。大学でのリーグ戦は通算6本目。「ちょっとこすっていたので、センターフライかなと思いました。いい風が吹いてくれました」と話した。7回は三遊間を破る左前の2点適時打で3安打3打点。チームは7回に打者14人攻撃で9点を挙げ試合を決めた。

　村上裕は愛媛県出身。宇和島東では3年夏の甲子園に出場。初戦で宇部鴻城に敗れた。最後の打者だった。「相当悔しい思いをしたので、今こうして頑張れています」と話す。

この日は母の誕生日でもあった。福岡で行われたゲームの応援に駆けつけていた。母からは「ホームランボールがほしいな」とお願いされていたという。村上裕は「最高です。打てて良かったです」と喜んだ。

　守備でも活躍した。3回2死で右翼前の打球をダイビングキャッチした。「（中堅の）山上さんから勝負しろ！と言われました」と先輩の声かけに感謝していた。