巨人ドラ3赤星 負ければV逸決定の崖っ縁に5回2安打無失点の好投 5勝目の権利を得て降板

[ 2022年9月11日 20:14 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年9月11日    マツダ )

<広・巨>力投する先発の赤星 (撮影・奥 調)
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 巨人のドラフト3位右腕、赤星優志投手(23=日大)が広島戦(マツダ)に先発登板。打線の援護にも恵まれて5回2安打無失点と好投し、今季5勝目の権利を得て降板した。

 前回登板した9月4日の阪神戦(甲子園)で6回6安打無失点と好投し、6月9日の西武戦(ベルーナD)以来87日ぶりとなるプロ4勝目(5敗)をマーク。プロ4勝のうち3勝が阪神戦という“虎キラー”誕生となったが、広島戦は試合前まで先発2試合を含めて7試合に登板して防御率6・10と苦戦していた。

 だが、負ければチームの2年連続V逸が決まる一戦でまずは打線が爆発。初回に丸の26号2ランで先制すると、2回にはウォーカーが21号ソロ、3回には中田が20号2ランで続く一発攻勢で序盤で大量5点のリードを奪った。

 初回、2回を3者凡退で立ち上がった赤星は3回の1死一、三塁を無失点でしのぐと、4回には2死から四球、安打、四球で満塁のピンチを招くも磯村を空振り三振に打ち取ってこの回も無失点。5回は3者凡退に打ち取り、6回に1死二塁で打席が回ると、ここで代打・増田陸を送られ降板となった。

 赤星の投球内容は5回で打者20人に対して91球を投げ、2安打無失点。6三振を奪い、与えた四球は3つ、直球のMAXは148キロだった。

 なお、赤星はこれで11イニング連続無失点となっている。

 ▼赤星 ブルペンからしっかり準備ができて初回から全力でいくことが出来ました。ただ、力みすぎて制球が乱れるところもあり、ペース配分ができず今後の課題になりました。リードした状況で次の投手につなげられたことは良かったです。

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2022年9月11日のニュース