巨人・坂本勇人が通算177度目猛打賞 福本&松井稼の歴代5位記録に「あと1」 現役最多2191安打

[ 2022年9月11日 20:19 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年9月11日    マツダ )

<広・巨>6回、適時打を放ち笑顔の坂本(撮影・光山 貴大)
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 巨人の坂本勇人内野手(33)が広島戦(マツダ)で6回までに3安打を放ち、今季6度目、通算177度目となる猛打賞。福本豊(阪急)、松井稼頭央(西武)の持つ歴代5位記録に「あと1」とした。NPB最多は張本勲(ロッテ)の251度。

 10試合ぶりに“定位置”の「2番・遊撃」に入って先発出場。まずは初回の第1打席で相手先発右腕・遠藤のカーブを左前打して3番・丸の先制2ランを演出すると、5―0で迎えた5回の第3打席では3番手左腕・玉村のスライダーを中前へ。

 そして、5―0で迎えた6回、2死一、三塁で入った第4打席では玉村に2球で追い込まれながら1ボール2ストライクからの4球目チェンジアップを左前に弾き返し、この試合チームの6点目を叩き出すタイムリー。7月3日の広島戦(マツダ)以来70日ぶりとなる猛打賞を決めた。

 坂本は9月6日のDeNA戦(東京D)でヤクルト・内川聖一内野手(40)に並んで現役最多タイとなる2185安打をマーク。8日の同戦で現役単独トップの2186安打目を含む2安打で勝利に貢献し、試合前までに2188安打としていたが、この日の3安打を加えて通算2191安打となった。

 ▼坂本 追い込まれていたのでなんとか食らいついていきました。赤星が粘り強く投げていたので追加点を取りたいと思っていました。打てて良かったです。

 【通算猛打賞10傑】
 (1)張本  勲(ロッテ)251度
 (2)川上 哲治(巨 人)194度
(3)長嶋 茂雄(巨 人)186度
(4)野村 克也(西 武)180度
(5)福本  豊(阪 急)178度
(5)松井稼頭央(西 武)178度
(7)坂本 勇人(巨 人)177度
(8)立浪 和義(中 日)175度
(9)王  貞治(巨 人)171度
(10)広瀬 叔功(南 海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

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