清原氏次男の勝児 前日の満塁弾に続きまた勝利に貢献 慶応高コールド快勝

[ 2022年9月11日 15:12 ]

高校野球・秋季神奈川大会4回戦   慶応高7―0日大高 ( 2022年9月11日    サーティーフォー相模原 )

<慶應・日大>2回、三塁線の打球を追う、清原氏の次男で慶應の勝児(撮影・木村揚輔) 
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 10度目の選抜出場に挑む慶応が日大高に8回コールド、7―0で快勝した。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児(かつじ)内野手(1年)が「7番・三塁」で先発出場。3打数1安打1四球1得点と、前日の満塁弾に続き、この日も勝利に貢献した。

 前日の8番から1つ繰り上がった打順で渋く働いた。0―0の2回1死三塁で打席が回ると相手投手の3球目が暴投となり、三塁走者がホームを駆け抜ける。清原はバッテリーの動揺を見逃さず4球目を左前へ運ぶと1番・丸田の右前打で2点目のホームへ生還。さらに3番・渡辺が満塁ホーマーを放ち、一気に主導権を奪った。

 6―0の8回1死では清原が四球を選ぶと、代走の戸塚が盗塁と失策で三塁まで進み、次打者のスクイズでコールド勝ち。8強進出を決めた。

 今秋から偉大な父と同じ「背番号5」をつけてプレー。森林貴彦監督(49)も「彼の陽のキャラクターがチームにいい勢いを与えてくれる」と“清原効果”を明かした。周囲が気を使うのでは、ととの質問にも「去年も前田(晃宏=慶大1年)がいたし、ウチは気にしないんです」と元広島・前田智徳氏(51)の次男が在学していた例を出し、一笑に付した。

 17日の準々決勝は東海大相模と対戦。今夏の神奈川大会準々決勝は0―9と完敗とあり、森林監督は「夏は試合にならなかったけど、今回は頑張ります」と雪辱に意気込んでいた。

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