天理大が3連勝 本間6回無失点「早めに追い込んでテンポ良く投げることを心掛けました」

[ 2022年9月11日 13:34 ]

阪神大学野球秋季リーグ戦第2節2回戦   天理大10―0神戸国際大 ( 2022年9月11日    南港中央野球場 )

リーグ戦では1年ぶりの先発で6回3安打無失点と好投した天理大・本間
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 天理大が打線の爆発と昨年秋のリーグ戦以来の先発となった本間悠貴(3年=大冠)が6回を3安打無失点と好投し、開幕2戦目から3連勝を飾った。

 「早めに追い込んでテンポ良く投げることを心掛けました。イメージとしては(前日完封した)藤居のピッチングです」

 本間は、リーグ戦で自己最長イニングを更新する6回。狙い通りの投球で1四球の内容にも胸を張った。

 春のリーグ戦でエース格だった真城が開幕戦での不調もあり、今節の先発から外れた。春は5試合すべてリリーフ登板だった本間が先発を告げられたのは、この日球場へと向かうバスの車中だった。本間は「監督から準備はしておいてくれと言われていたので、先発があるかもとは思っていました」と起用した監督の期待に応えてみせた。

 高校時代は野手だった。左投げだったからチーム事情でリリーフ投手としての登板経験はあったが、本格的に投手で勝負するようになったのは大学入学後からだ。「投手としての基本的なことはすべて大学入学してから知りました」。3年生になりチームの中心メンバーとしての自覚も芽生えた。同じ3年生の真城、藤居とともに投手陣を引っ張っていかなければならない立場が成長も促した。

 藤原忠理監督は「まだまだムラはあるが、力を持っているピッチャー。今は調子のいい者を使っている」と本間の好投を喜んだ。

 チームは開幕戦で1部リーグ昇格を果たしたばかりの大阪電通大に足をすくわれたが、3連勝で勝利ポイントを9に伸ばした。序盤のリーグ戦は混戦模様。藤原監督は「次節が大事」と第3節の大体大戦が4連覇に向けてカギを握る試合と位置づけた。 

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2022年9月11日のニュース