名門にスター候補生!静岡高のスーパー1年生・中野が2打席連発 しかもエース投げても上々

[ 2022年9月11日 18:54 ]

第75回秋季高校野球静岡県大会2回戦   静岡高11―1富士宮北 ( 2022年9月11日    草薙 )

<富士宮北・静岡>4回に2打席連続アーチを描き、亀井とハイタッチする静高の中野(右)
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 名門にスター候補生の誕生だ。エース右腕で5番に入った1年生の中野桜佑が第1、2打席で右翼スタンドに連続ソロ弾。練習試合でも打ったことがなかった一発に「1本目はインローの真っすぐ。2本目は真ん中スライダー。体が反応しました。強く振ることだけを意識したら結果的にホームランになりました」と気持ち良くダイヤモンドを2周した。池田新之介監督(45)も「練習でも飛ばすし、打球の強さが違う。2本とはビックリしました」と嬉しい悲鳴を上げた。

 学童・リトルハヤブサ時代に通算41本塁打を放ち、東海大静岡翔洋中でも公式戦で2本の柵越えを記録するなどもともと力はある。肝心のマウンドは「ホームランに興奮しちゃって調子に乗っちゃいました」と5回に1失点。それでも3安打4三振1四球でまとめた内容は上々だ。17日は昨秋県準決勝でサヨナラ負けした3季連続甲子園出場を狙う日大三島戦。「今日みたいには打てない。次はピッチングで貢献できれば」と気持ちを切り替えていた。
(小澤 秀人)

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2022年9月11日のニュース