大谷翔平「3番・投手兼DH」出場 有名画家も活躍後押し

[ 2022年9月11日 07:05 ]

<アストロズ・エンゼルス>ブルペンを終えアストロズ・大高コーチ(右端)と話する大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で出場する。相手先発は右腕ウルキーディで対戦成績は12打数3安打の打率・250、1本塁打。12勝目と2試合ぶりの34号本塁打に期待がかかる。

 試合前、エンゼルスのクラブハウスには帽子をかぶった紳士の姿があった。オピー・オタースタッドさん、52歳。ヒューストン在住の油絵の画家で20年前からワールドシリーズ優勝シーンの作品などを描いている。オタースタッドさんの作品はレンジャーズやフィリーズのクラブハウスにも飾られており、きょうは大谷翔平バージョンを持参した。

 「大谷の活躍はまるで漫画のようだ」と話すオタースタッドさんは打者・大谷の勇姿に日本でも著名な野球漫画「メジャー」のシーンを重ね合わせ新作を描いた。4日ほどで完成させたという力作はクラブハウスの通路に飾られた。オタースタッドさんは「まだ大谷には見せていないし、話してもいないんだ。登板前だからね。きょう彼がいい結果になれば試合後に会って話そうと思う」と笑顔を見せた。

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