オリ主砲・吉田正Ｖ弾「自分の強いスイングができればと思っていた。いい打球が飛びました」

パ・リーグ   オリックス5―2ソフトバンク （ 2022年9月10日    京セラD ）

＜オ・ソ＞3回、勝ち越し弾を放った吉田正（撮影・成瀬　徹）
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　オリックスのエースを援護したのは、主砲・吉田正だった。1―1の3回2死無走者、板東の高め149キロ直球を弾丸ライナーで右翼5階席に突き刺す特大の決勝15号ソロ。「自分の強いスイングができればと思っていた。いい打球が飛びました」と、納得の一撃だ。

　そして盛り立てたのはルーキーだった。2―1の4回2死満塁、渡部が右前2点打。プロ初安打、同初打点に「（感触は）あまり覚えていないです。引っ張っただろうな、と。記念球は両親に贈ります」と初々しかった。

　左太腿裏の筋損傷から復帰した杉本も昇格即マルチなど2桁10安打5得点。中嶋監督は「彼（渡部）の野球人生の初めてで本当に大きな一本だし、（杉本も）良い状態で帰ってきてくれた。一勝一勝重ねていくだけです」と大きくうなずいた。